福岡が誇る「ろうあの天才カメラマン」井上孝治氏が紹介されている。
幼い頃の事故で聴力と言葉を失った井上氏にとって、カメラが
コミュニケーション手段だった。
モノクロの写真集には、昭和30年代の福岡、
カラーよりモノクロなのが良い。
そこで暮らす子供たちの素朴であどけない姿だった。
今の日本では絶対に見れないあの当時の雰囲気・情景だ。
昭和20~30年代の福岡では「ありふれた風景」だったろうが
私には強烈な印象である。
特に自動車の通らない道で子供が遊んでいる作品は素晴らしい。
今は自動車や電化製品で随分と生活は便利になっているが、
その分人間の持っていたはずの生き生きした
「本来の素朴で素直な笑顔」が子供達の顔から失われている。
ここで撮られている作品は、
街で見付けたありふれた日常生活のヒトコマばかり。
それもモノクロ写真で撮ってある。やはりカラーよりもモノクロが良い。
福岡で暮らす人々や子供たちのあどけない姿。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代よりも もう一つ古い・・
戦後の貧しい素朴な当時の福岡の風景だ。
雨になるとぬかるむ、舗装のされていない道が懐かしい!
そこには鼻水垂らして、裸足で歩いてたり、まっぱだかで川で遊ぶ元気な子供たち。
“経済的な豊かさ”はなかったが、
“心の豊かさ”に溢れている。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html
http://zahyo.sakura.ne.jp/agx/bibouroku/about-kouji-inoue-1.html
http://www.bing.com/images/search?q=%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%AD%9D%E6%B2%BB&qpvt=%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%AD%9D%E6%B2%BB&FORM=IGRE