投稿日: 2017年6月3日2017年6月4日 投稿者: JAIMS5四国 金毘羅さん 狗が替わりに代参 Tweet Pocket 古くから金毘羅さんの門前町として栄えてきた。 門前町の落ち着いた情緒がある。 江戸時代に金毘羅参りが盛んになり、 全国から金毘羅街道を通じて多くの参詣客が集まった。 江戸時代に、自分で行けない人は狗に代参してもらった。 「こんぴらふねふね……」の歌でおなじみ本宮は 琴平山の中腹にある。 そこまでの参道は石段。その数785段。 さらにその奥には奥社があり、合計1,368段の石段を上る。 愛犬ラッキーと琴平さん参り 当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがあり、これを「代参」と言った。旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあった。 代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあった。袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いた。「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたのです。 金毘羅さんの本殿